うしかい座の神話には諸説あり、神話に登場してくる人物ははっきりしません。ある神話では、変身した母(妖精カリスト)の姿とは知らず大熊を追う猟師の美少年アルカスの姿と見ていますが、アルカスはこぐま座になっています。また別の神話では、馬車の発明者エリクトニウスだという説や、天を肩にかついでいる巨人アトラスの姿だとしています。巨人アトラスはかつて大神ゼウスの率いるオリュンポス神族との戦争で敗れた巨神族の一人で、ゼウスにより、永久的に天を担いで支えていなくてはならない、という辛い役目を負わされていました。しかし、天をかつぐ重労働にうんざりしたアトラスは、勇士ペルセウスが持ち帰ったメドゥサの首を見せてもらい石になったと伝えられています。やがてアトラスは星となりましたが、今でも天を支え続けているのだと言われています。このアトラスの頭や両腕などがアフリカのアトラス山脈になったとか?
キリシャ神話より