ペガススの誕生は、その美しさに反してちょっと血生臭い勇者ペルセウスが魔女メデゥーサの首をはねた時のことだった。ほとばしり出た真っ赤な血が岩の割れ目にしみこむと、そこから真っ白な1頭の馬が跳び出してきたでした。それは、背中に翼を持ち、怒ると口から火を吐く荒々しい気性の天馬ペガススだった。ペルセウスは、メデゥーサの首を袋に入れるとペガススにまたがり故郷へと飛び立ったのです。ペガススはメドゥーサの首と一緒にアテナに捧げられ、のちに詩の女神ムーサイたちに与えられました。ペガススはムーサイたちの住むヘリコーン連山に放たれると、地面を蹴り、その蹄の跡から泉を湧き出させました。その泉は「ヒッポクレーネ(馬の泉)」と呼ばれています。そして、天上界まで走ったペガススはゼウスの雷光を運ぶ軍馬となり、やがて星となったと言われています。
キリシャ神話より