神話には登場しない歴史の新しい星座です。17世紀のポーランドの天文学者、ヨハンネス・ヘヴェリウスによって。1690年に作られたものです。六分儀というのは、昔、星の高さや星と星との間の角度を測るのに使われた器具のことです。天文観測に使う他に、船乗りたちが航海中に星の位置を調べて、自分たちの船の位置を調べるのに使いました。ヘヴェリウスは1679年に自宅が火事になるという不幸に見舞われ、その時に長年愛用していた「六分儀」を始めとして、大切な道具やデータを焼失してしまいました。この事を嘆いたヘヴェリウスは、愛用していた「六分儀」をこの場所に星座として設定したのです。