アンタレス付近の散光星雲
アンタレスとはさそり座の中で最も明るい1等星でその赤い色ゆえに「火星の敵」という名の由来があります。画面の下にオレンジ色に光る明るい星がそれです。アンタレス付近は色とりどりの星雲や暗黒星雲が群れていて天体写真の良い題材となっています。しかし、肉眼ではこのような色は見ることは出来ません。淡い光をフィルムに長時間蓄積して初めて見ることの出来る宇宙の姿です。撮影地のしらびそは長野県南部の標高1800mの高地です。山頂にはロッジホテルがあり、新緑や紅葉の美しい観光地でもあります。夜は満天の星が頭上を覆い、天の川は濃淡入り乱れて天空を二分しています。都市から遠いので光害が少なく、高地で空気が澄んでいるため天文マニアが大勢集まるところでもあります。
BGM=Music Palette