西空に傾いた満月が輝き、その近くには木星が光っています。水面に揺れる月の光がモノトーンの映画を見ているような錯覚を与えます。ここは天竜川河口付近。静かな夜の見慣れた風景です。
朝早く起きて、遠州灘に昇る水星と金星を撮影に行った際の一コマです。まだ薄明前で満月が煌々と西空に光っていました。何気なく天竜川を見ると漁船を包むように月の光が水面を照らしてしっとりとした夜の風情をかもし出していました。露出は控えめにして、空は露出を変えて明るくなりすぎないように留意し落ちついた静寂の時を表現したいと思いました。
撮影データ
撮影日時 1998年 9月8日 04時19分 露出 6〜15秒 絞り
5.6
カメラ マミヤRB67 セコール65mmF4.5
フィルム フジスーパーGエース400 三脚固定
ラボ 標準現像 撮影地 竜洋町