夏の天の川には所々赤い散光星雲が見られます。このM8はその中でも明るく大きく特に目立つものです。M8の少し北(上)には青い星雲を伴ったM20が見えています。これらの散光星雲は星間ガス(主に水素ガス)の濃い部分が近くの星の影響で光っているものです。画面の両端に見えている黄色い雲のようなものは天の川の本体で無数の星が集まって雲のように見えています。
M8のあるいて座付近は天の川でも特に明るい領域で入り組んだ暗黒星雲が画面に変化をつけています。夏は天気が悪く撮影チャンスが少ないので夏の星雲は春の明け方に撮影する事がおおいのです。M8はメシエ氏の星雲リストの8番目にあたるという記号です。
撮影データ
撮影日時 1997年 4月13日03時26分〜03時39分
露出 13分
絞り 2.8
カメラ 光映舎アストロカメラ67
光学系 トキナーATX300mmF2.8SD
フィルム フジスーパーG ACE400
タカハシJP赤道儀 恒星時自動追尾
ラボ 標準現像
画像スキャン:ピクトロD400
画像処理 :フォトショップ4.0j・ステライメージ3
撮影地 家老平