日の出50分前の静かな朝の風景です。次第に明るさを取り戻していく東天に細い月がひとり輝いています。空の明るさが増すにつれ月の輝きも空に吸い込まれ、やがて今日の役目を終えた灯台と共に光を失って行きます。
天竜川の河口にある掛塚灯台は私のよく行く撮影地の一つです。遠州灘の荒波がうち寄せる砂浜のなかにただ一つ凛としてそびえる小さな灯台は訪れるたびに様々な景色を見せてくれます。この日も早起きして車で30分20kmを南下して細月を見に行きました。あいにく薄雲がかかり星々の光は遮断されてしまいましたが青く白み始めた東天に細い月だけが輝いていて静かで印象的な夜明けを迎えました。
撮影データ
撮影日時 1999年 5月13日04時00分〜 露出 5秒
絞り 4.5(開放) マミヤRB67 セコールC65mmF4.5
フィルム フジプロビア100 RDPU 三脚固定
ラボ 標準現像 スキャナー:CANON D2400UF レタッチ:フォトショップ4.0J
撮影地 竜洋町駒場
1999013-1