夏の天の川
魚眼レンズで撮影した全天の写真です。地面に寝転がって空全体を一度に見渡した感じの画面です。画面の中央が天頂となり、東西南北全ての空が写っているのです。北から南に天の川が流れ南に行くにしたがい明るく幅広くなっています。南の地平線上には横たわったさそり座が見えています。天の川は我々の銀河系を内部から見ている姿で、いて座やさそり座あたりが銀河系中心方向に当たります。銀河系中心方向にはより多くの星が有るので光芒も大きく明るく見えるのです。
画面中央(天頂)が暗いのは地平線上の光害の影響や夜天光の影響が少なくなっているからです。人里離れた高地のしらびそ高原であっても何らかの光の影響があるんですね。空の暗いところで見る夏の天の川は本当にすばらしく肉眼でもその濃淡や入り乱れる暗黒星雲が手に取るように分かります。
都市では見られない夢のような光景です。環境改善で川がきれいになり魚が戻ったように町の夜空にも天の川が戻ればいいのですが。
BGM=Music Palette