遠州大念仏は遠州地方の夏の風物詩。初盆の家の庭で地元の念仏団が唄と太鼓と舞で死者を弔います。暑い夏の夜の一コマです。遠州大念仏は、家康の時代、三方原合戦で戦死した武田軍の霊を供養するために始まったといわれます。折しも南の空には接近中の明るくなった火星が一際輝いています。火星のすぐ右にはさそり座のアンタレスがちょっと寂しく光っています。アンタレスとは「火星に対抗するもの」という意味があり、その明るさや赤さがちょうど火星とよく似ているからなのでしょう。しかし、さすがに地球に接近し明るくなった火星には勝てません。因縁の2星の接近は今年の夏の風景でもありました。
撮影データ
撮影日時 2001年 7月14日 23時00分
露出 15秒 絞り 5.6
カメラ 光映舎アストロカメラ67
ニッコール16mmF2.8Dフィッシュアイ
フィルム フジ プロ400 三脚固定
ラボ 標準現像 撮影地 浜北市