冬の天の川は夏に比べ淡いのですが周囲に輝星が多く結構にぎやかです。オリオン座周辺は星雲などおもしろい天体が豊富なので頻繁に撮影される領域です。画面左側の白い部分が天の川の本流で恒星がびっちり詰まっているのがわかります。オリオン座は画面の右側の赤い円弧の付近に位置します。赤い星雲は写真でこそ濃く赤く写りますが肉眼では赤く見えません。ほとんどの星雲は微光なため長時間露光によってはじめて形がみえてくるのです。
しらびそ高原は長野県南部の標高1800mの高地です。浜松から車で4時間ほどかかりますが街明かりから遠く標高もあり空の暗さは日本有数の場所です。天体写真のメッカとして多くのファンが訪れています。空が暗いため露出も充分にかけることができるので暗い星雲を撮影するのに適しています。目には見えない淡い星雲の広がりを捉えるのも天体写真の楽しみです。
撮影データ
撮影日時 1999年 10月10日03時15分〜 露出 50分
絞り 4.5 カメラ マミヤRB67 セコール65mmF4.5
フィルム コダックE200 タカハシJP赤道儀 恒星時自動追尾
現像 ラボ +2増感現像 画像スキャン:ピクトロD400
画像処理:フォトショップ4.0J 撮影地 しらびそ高原