宵のひとつ星
日没後、西空の残照の中でひとつポツリと光っているのは水星です。水星は太陽に最も近いところを回っている惑星で太陽からあまり離れて見えることはありません。また、1〜2ヶ月の周期で夕方と明け方の空を行ったり来たりしているので事前に位置を調べておかないと見ることが難しい星です。その韋駄天ぶりからギリシャ神話の伝令神の名を取って「ヘルメスの星」とも呼ばれます。有名な天文学者コペルニクスも生涯に一度も見ていないのです。
 水星を見るには太陽から離れた時期が適していますが、日の入り後1時間余しか見えていないので見ることが難しいのです。ただ位置さえわかれば空の澄んだ日には以外と明るくはっきり見ることができます。 
BGM=Music Palette