M42 オリオン座大星雲

MT160+レデューサー FinePixS2PRO 5分×6枚
                                    
オリオン座大星雲、M42です。
S2ProではHα線が写りにくいのですが、そのおかげで、M42のうねる青白いガスの流れが明確に描写されました。
冷却CCD、とりわけ、今後台頭してくるであろう、リサーチシリーズ(俗称?:理沙っち 笑)を意識して、強めの処理を加えてみたものですが、いやはや、ここまでうねるガスが描写されるとは予想外でした。
Hαが写らないというのも悪いことばかりでもないですねぇ。・・・まれなケースでしょうけど。

リサーチシリーズでなくても努力(露出時間と画像処理)いかんでは、一眼デジでもけっこーいける感触です。
ふっふっふ♪
CCDカメラの性能が画質へ与える決定的な差ではないことを教えてやるっ!

ついでなので、一般的な処理の画像も下に掲げてみましょう。

M42 オリオン座大星雲

MT160+レデューサー FinePixS2PRO 5分×6枚

画像は上のものと全く同じ元画像から起こしていますが、画像処理いかんでこんなにも違ってくるものなんですね。
たぶん、普通はこのような感じに仕上げるのではないかと思います。
自然な雰囲気、という観点からは、上の画像よりずっと優れていると思います。反面、青いガスのうねりは、ややなりをひそめ、迫力という点では劣ります。
自然さを求めるか、冷却CCDカメラのような迫力ある映像を求めるか・・・全ては画像処理次第です。

こちらの処理は、基本的にレベル調整を行って、トーンカーブ少々、彩度が低いので若干、彩度をあげて・・・とこんな感じです。
もしかしたら、M42になんで、計30分もの露出をかけているの?って思った人もいるかもしれませんね。
実は、この下の処理で済ますなら、そんな露出時間は要りません。
うーん、まあ5分×2枚でも同じ映像になるんじゃないかな。
でもね、上の画像のように、非常に強い画像処理を加えた場合には、計30分でも露出が足りないんですよ。
ちょっと縮小されてしまっているのでわかりにくいかもしれませんが、上の画像、実わ、背景がちょっとノイズっぽいんですね。
プリントするとその背景の荒れが顕著に目立ってしまって、ダメなんですよー。
たぶん、倍の60分かけておけば良かったかなと思います。
何がいいたいのかというと、つまりですね、画像処理のやり方によっては、ながーい露出時間(コンポジット枚数)が欲しくなるってことなんですね。
どう処理をしたいか、撮影時にイメージをある程度持って撮影に臨むのって大切だと思います。

そりゃ、露出は長い方がいいし、銀塩と違ってデジタル機器では露出を延ばすって、コンポジット枚数を増やすで概ねOKですから、やろうと思えばいくらでも長くできますけど・・
でも、あまり大きな処理をしないのでしたら、そこそこでもOKで、非常に長い露出をかけても、時間がもったいないだけかもしれませんよ。