Meade シュミットニュートン望遠鏡


Mead D=153mm f.l=549mm F3.6  Schmidt Newton Optics
                   2000.05〜2002.05

1985年前後に販売されていた、Meade社のシュミットニュートン光学系です。
友人の北村氏より借用させてもらっています。
非常にコンパクトにまとまった鏡筒で、EM200に載せるといささかアンバランスな印象を受けます。

元々はRFTとして開発されたのだと思いますが、眼視で見ると、中心部はシャープなのですが、周辺部は.コマ収差などで像が歪み、広角アイピースでの観望はあまり気持ちの良い物ではありません。
また、35mm判での銀塩写真撮影に挑戦したことがありますが、周辺像は大きく収差の影響を受けておりました。
しかし、この望遠鏡を視野角の小さい冷却CCDカメラに取り付けると、状況は一変します。中心の高解像という特徴が活かされ、見事な星像を結び、また周辺像もR200SSよりもずっとシャープです。
接眼部もR200SSと同等程度のまずまずのもので、重たい冷却CCDカメラを取り付けても安心です。

F値が明るいこともあって、短時間露光で充分な画像を結びますから、今後は、位置を少しずらして撮影して、最終的に1枚の画像に仕上げるタイリング処理に活用したいと考えています。

2002.5知人にお返ししました。


シュミットニュートンでの代表作は、このM13です。
なにしろ、F値が非常に明るいものですから、一晩で非常に多数の天体を捉えることが可能でした。
このM13も、冷却CCDの中では決して感度が良かったとはいえない、CV-04Lを使っているにもかかわらず、
LRGBの総露出時間わずか10分です。
もちろん、ノータッチガイドです。この時、使用した赤道儀は知人のSP-DXです。
シュミットニュートンの作例として、もう1点掲げておきましょう。
見ての通り、R200SSと比較して周辺像は格段に良好です。
この画像は、CV-04Lで撮影したもので、L画像がトータル10分(2分×5枚)、総露出時間では32分です。
ST7Eでは、総露出10分もあれば、これと同等以上の立派な映像になることでしょう。