ST−7カスタム 冷却CCDカメラ

ST-7Custom 1.5M Pixel Cooled CCD Camera
                                    2004.10〜                 

ST7Eに、Kodak社の最新型CCD、KAF1603MEを搭載しました。
当初は、CVへ搭載して運用を考えていましたが、どうも今一歩、安定していないように感じたことと、使い勝手の面で、
STシリーズの方が圧倒的に良いことが決め手となりました。
しかし、クリアすべき課題はいくつもあり、現在もまだ、製品版ST8MEと同等の性能が得るまでには至っていません。
そのため、呼び名はST7カスタム(通称:なんちゃってST8ME 笑)と、しています。
拡張ST7MEという感じですが、微少天体であっても、やはり面積と画素に余裕がある方が、撮影が楽なことを感じました。
さすがに、もう39万画素には戻れません。
また、セルフガイドならではのセッティングの簡易さでCV-16カスタムに比べぐっと撮影回数が増えています。
やはり、運用面ではSBIGのセルフガイドは、別途ガイド鏡、オートガイダが必要になる他社製品を凌駕しています。

まだまだ改善の余地がある機体ですが、序々に改良していきたいと思います。

(2005.05追記)
EDMUND社の3.3mm厚CDARマルチコーティングフロートガラスを主CCD直上に置くことで、けられ問題は解決しました。
これで、ほぼ150万画素フルに活かすことができます(本音でいえば、まだ極々若干、けられがあります)
カメラ内の迷光対策も実施し、これで問題を感じていた点はほぼ解消。
最初からこのレベルで完成していれば、堂々とST8MEと名乗ったのですが(笑)
95%製品に近い性能を得ていると思います。
冷却の面、マルチコート付きとはいえ、ガラスウィンドウを余計におくことでの透過率の減少、などで正規品に劣ると思う。
とはいえ、正直、これだけの性能を得ていれば、満足です。

(2005.11追記)
ベースのST7Eが壊れた為、ベース機をST7に変えています。
構図を換えようとカメラに触ったのがダメだったようで、
突然、ファンが止まり、電源が入らなくなってしまいました。静電気・・?まさか・??
理由は不明でも壊れたのは事実。
ぐったり。

そりゃあ・・壊れることもあるかも、、と思ってもう1台予備は用意しましたよ、でもさあ、それは改造している時の話しであって、いぢっていて壊したんならまだ納得はできるんですけどね(落ち込むけどね) 
なーんもしてないときに壊れるなよなー。
とりあえず、CCDは載せ買えて、現在はST7をベースにCCDのみKAF1603MEを載せて動いています。
CCDまで壊れて無くて良かった。

ST7カスタムによるステファンの五つ子です。
遠くにある銀河達ですが、MEチップの高感度が、これら微少天体を明確に描き出します。
そして、メガピクセルの写野と画素数は、面積が欲しい被写体の撮影を可能にしてくれました。
(2008.08)
2006年にアトラクス赤道儀に移行した際にどうやら自作ケーブルを作成した際になにやら痛めてしまった様です。
自分の知識の無さからの破損なので、これは文句も言えないですねー。
どうにもこれがケチのつき始めで、横縞ノイズが乗るようになってしまいました。
SBIGに修理して貰ったのですが、横縞ノイズはイマイチ収まらず、ランダムに出てしまっていました。
それでも暫く使っていたのですが、2008.4にかなりノイズが強くなり、どうにもならなくなってしまいました。
名残惜しいですが、ST7Customはこれをもって終焉ということにします。
これ以上やっても、修理費もかさみますし、いかんせん、旧い機体をだましだまし使っているということに違いはありません。
SXV-H9を所有している現在、そこまでこのカメラに固執することもないだろうと判断しました。
ST7Eを購入してから、7年。
いろいろとCCDを換装したり、ずいぶんと楽しませてもらったものです。

幸い、KAF401Eなら正常に動作しそうでしたので、時間が出来た時に、ST7Eとして戦列復帰させるつもりではいます。
画素数こそ少ないかもしれませんが、セルフガイドのメリットは量り知れません。