ST−7カスタム Mk-U冷却CCDカメラ

ST-7Custom Mk-U 1.5M Pixel Cooled CCD Camera
                                    2005.02〜                

ST7E改造にあたり、最も心配だったのは、万が一失敗すると、撮影できるカメラがなくなってしまうことでした。
そんな折り、北の大将から、改造ST7を売りたいというお話があり、ちょっと悩んだものの、結局飛びついたのでした。

このカメラはその北の大将から購入した、旧ST7をベースにKAF1602E(クラス3)を搭載したカメラです。
但し、各部はST7カスタムと同様な処置を施してあります。
さて、北の大将の改造ST7のCCDカバーは、ST7カスタムにまわしていたので、CCDカバーから作成しなくてはなりません。
とりあえず現時点では加工のしやすいアクリルで作成してあります。
また、ST7カスタムと同様、メインCCD上にEDMUNDの3.3mm厚、マルチコート付きのガラスウィンドウを載せることで、
ガイドCCDとメインCCDの焦点位置を併せやすくしています。
が、ガイドCCDとメインCCDの同焦点性はかなーり甘めなままです。
結局のところ、サブ機なので、今のところ、まだ本格的な使用を考慮していないからというのが最も大きい理由ですが・・・
ベースが旧ST7で冷えにくかったり、CCDも材質が古かったりと、なんていうか、所詮マークUはマークUということか的な機体です(笑)

いずれにしても、同じ性格のカメラを2台所有することになったわけですが、正直なところ、似たような性格のカメラが2台あっても意味はありませんね、、、

今のところオートガイダーとして、しばしば活用しています。
マックホルツ彗星の核追尾にはおおいに活躍してくれました。

ST7カスタムマークUによるコーン星雲です。
Hαでの単色光なので、セルフガイド機能は使用していませんが、とりあえず、そこそこ同焦点となっていることは確認していますので、セルフガイドも問題なくこなすことが出来るでしょう。
この画像は縮小しているので判りませんが、この段階では盛大に迷光が入っていたせいか、S/Nがややイマイチでした。
とはいえ、まずまず性能は出ている様で、一安心というところでしょうか。
ベースとなっているのが初期のST7のせいか、冷却温度が思ったよりも冷えず、ST7EベースのST7カスタムと比較しても、1段ペルチェでの比較だけでも5℃も差があります。
迷光対策(若干、CCDに写り込む明かりがある)、冷却問題、実際の活用・・・ゆっくりと対策を考えていこうと思います。